@T COMからandline光SEへ乗り換え!IPv4接続のまま快適インターネットを継続中?
自宅の光回線を@T COMからandline光SEに乗り換えました。 今回の記事では、乗り換えの背景、IPv4/IPv6の接続方針、通信速度の実測結果などを紹介します。

また、andline光の利用者レビューや実体験に基づくブログ記事が少なく、自分自身が困った経験から、この情報が他の方の参考になればという思いで執筆しています。
光コラボ事業者変更の理由
@T COMを利用していた際には、通信速度・安定性ともに特に問題はありませんでしたが、以下の理由から事業者変更を決断しました。
- 固定費の抑制を図りたかったため(andline光SEは基本料金が比較的安価)
- 契約更新のタイミング
- IPv6オプションが有料(@T COMは220円/月)
- IPv4でも十分な速度が出ていたため、IPv6の必要性を感じなかった
@T COM(IPv4接続)の通信環境
@T COMでは、IPv4でも以下のように非常に高速でした。
- ダウンロード速度:550〜650Mbps
- アップロード速度:400〜500Mbps
ASUS「RT-AX3000」ルーターのスピードテスト機能での測定結果です。

このため、IPv6(IPoE)接続が有料オプション(220円/月)であるため、IPv6に移行する必要性は感じておらず、IPv4のまま快適に利用していました。
VPNとの相性とIPv6懸念
自宅ネットワークにはWireGuardを使って外出先からVPN接続しており、IPv6に移行した場合に接続できなくなることを懸念していました。
そのため、事業者変更後もまずはIPv4で様子を見たいと考え、IPv6接続(v6プラス)は見送りました。
なお、後に検証して分かったことですが、IPv6接続(IPoE接続)でもWireGuardを利用することができました。別の記事で紹介します。
andline光SEの選定理由と接続環境
andline光SEは以下の理由で選びました。
- 月額料金が非常に安価(戸建てタイプ:月額4,600円、マンションタイプ:月額3,500円)
- IPv6(v6プラス)オプションが無料
- 事業者変更のみで開通可能(工事不要)

料金の安さは特に大きな決め手となりました。月額5,000円以上が当たり前になっている中で、この価格設定は魅力的です。

なお、開通時はトラブル回避のためIPv4接続を選択しました。
IPv4接続時のandline光SEの通信状況
andline光SEのIPv4接続では、接続IDの末尾が@vbbnet.jp
となっており、アルテリア・ネットワークス株式会社が提供するインターネット接続サービス「ブロードバンドアクセス(クロスパス)」のプロバイダの一つです。
通信速度は以下のように、時間帯によって大きく変動しました。
昼間(平日)
- ダウンロード:約100Mbps~200Mbps
- アップロード:数Mbps(1〜5Mbps)~400Mbps
- Ping値も事業者変更前と比べて遅い
- タイミングによって結果の差が大きく、安定しない

夜間(20:00〜23:00頃)
- ダウンロード:数Mbpsまで低下
- アップロード:200Mbps程度




夜間のダウンロード速度低下により、YouTubeやNetflixなどの動画配信サービスで画質が落ちる・再生が遅れるといった影響が出ました。
今後の対応とまとめ
IPv4接続では夜間の速度低下が大きいため、今後は無料で利用できるv6プラス(IPv6)への切り替えを検討中です。
VPN(WireGuard)の動作確認を行いながら、安全に移行したいと考えています。
次回予告:v6プラスへの切り替えで速度は改善されるのか?
andline光SEでは無料でv6プラス(IPv6)接続が可能です。次回の記事では、切り替え手順や速度の変化、VPNとの相性について詳しくレポートします。

まとめ
- 乗り換え理由は月額料金の安さとIPv6の無料提供
- IPv4接続でも快適な場合もあるが、事業者によっては夜間に速度が低下する
- 情報が少ない中、他のユーザーの参考になるよう自身の体験を記録
コメント