【ZC6/ZN6】BRZ・86のテールライトに水が入る!原因・修理・DIY交換を解説

BRZ(ZC6)

✅ はじめに

86(ZN6)、BRZ(ZC6)は多くのオーナーに愛される名車ですが、経年でよく発生するのがテールライト内への水の侵入です。

私自身、初度登録から13年経過したBRZ(ZC6)に乗っていますが、先日テールライト内部に水が溜まっているのを発見。
原因はスポンジタイプのパッキンの劣化でした。

✅ 症状はどんな感じ?

  • テールライト内部に水滴や結露が発生
  • 夜間走行時に光が乱反射して見栄えが悪い
  • 放置すると配線やリフレクターが腐食する
  • 車検で指摘されることもある
  • 後続車から水が溜まっているのを見られて恥ずかしい

そして何より、「後続車から水が溜まっているのを見られて恥ずかしい」です。

▲ テール内部に溜まった水滴。雨の後に気付きました。

✅ なぜ水が入るのか?構造と原因

BRZはリアガラスから流れた雨水がテールライト上を通る構造になっています。

水が侵入する主な原因は、経年でスポンジパッキンが潰れる・痩せる・防水効果が薄れるためのようです。

✅ 取り外してみた私のBRZの状態

13年経った私のBRZでテールライトを外してみたところ、パッキンは弾力がなく、しかも水が染み込んで汚れが残っていました。
写真のテールライトは上下がさかさまですが、泥汚れのようになっている箇所が、水がしみ込んだあとです。中央のウインカーバルブ穴部分から水が浸入したと思われます。

こちらは、車体側です。かなりの汚れです。車内側にも水が浸入したあとがありました。


✅ 応急処置のやり方

取り外したテールライトのウインカーバルブ部分から、テールライトを振って水を排出しました。
内部の乾燥にドライヤーを使うことを検討しましたが、熱による影響が心配だったため、「携帯扇風機」を活用することにしました。

これが意外と効果的で、携帯扇風機のバッテリーが切れる頃には内部が乾燥していました。


✅ 取り外し後の養生は必須

テールを外したままだと雨が降ると雨水が車体内部に入ってしまいます。
私は養生テープでしっかり塞いで作業しました
念のため、内側と外側の両側から養生テープを貼り付けています。


✅ パッキン交換の方法と費用感

テールライトのパッキンはスバルのディーラーで注文しました。価格は片側1,000円程度です。水が侵入したのは右側のみでしたが、左右両方を交換するため、両側分を注文しました。


✅ 交換後の状態

取り外したテールライトをしっかり乾燥させ、新しいパッキンを装着して再取り付け。
見た目も防水性も元通りです。
ちなみに、パッキンにはあらかじめ両面テープが貼り付けられており、テールライトの裏側と密着することで、水の侵入を防ぐ構造になっています。


✅ まとめ

BRZ/86のテールライトは、構造的に水がかかりやすくパッキンの劣化で水が入りやすいのが特徴です。

私の13年目のBRZでも、片側1,000円のパッキン交換で水漏れを解決できました
パッキンはどうしても劣化してしまうため、車検や4年毎ぐらいでパッキンをするのが良いと感じました。

放置せずに早めの点検・交換で、愛車を長く守りましょう!


コメント

タイトルとURLをコピーしました