はじめに
車検前から弱っていたBRZのバッテリーを交換します。
これまで使用していたのは、Panasonicのカオスです。
新車搭載バッテリーは、「55D23R」ですが、これまで使用していたのは、Panasonicのcaos 標準車(充電制御車)用「100D23R」です。
少し前ならカオス一択だったのですが、かなり値上がりしているため、別の製品を選択しました。
古いバッテリーのヘタリ具合
セルが回らないくらい充電がなくなるのを2回ほど経験しています。
1回はキーレスも動かないぐらいほんとの残量ゼロになったことがあります。
Amazonの中華製バッテリー充電器でパルス充電を行い復活させてきました。
セルの回りは弱弱しい状態で、冬場や炎天下の過酷な状態で、出先でセルが回らないのが怖いなーと思いつつ、充電が減ってきたら再充電で凌いできましたが、整備工場のバッテリーテストでも健康度ゼロと表示されたので、交換を決意しました。
「100D23R」のJIS規格CCA値は「615」ですが、
交換前に測定してみると・・・

「170」・・・ かなり弱っています。
この測定器は、1.5倍ぐらいの数値が出る傾向があるので、本当は「113」くらいかもしれません。
新しいバッテリー「90D23R」を購入
今回は、SUPER NATTO(スーパーナット)の「90D23R」を購入しました。
不要バッテリーの回収券付きで、ポイントを加味して10,000円くらいです。
カオスに比べると半額ぐらいですね。
調べてみると、韓国製でした。
スーパーナットバッテリーは、福岡県の南進貿易株式会社という日本企業が輸入販売しているブランドのようです。
これが届いたスーパーナットバッテリーです。

そして、D23サイズのバッテリーはとにかく重いのですが、取っ手がついているのでとても助かります。

新しいバッテリーの初期補充電とCCA測定
届いたバッテリーは、製造からどのくらい経過しているか不明なので、車に取り付ける前に初期補充電を行いフル充電にします。WEBの情報だと、新品のバッテリーの充電状態は、65%~80%だそうです。
Amazonで購入した安い中華製バッテリー充電器で充電します。

1時間後ぐらいに確認したところ、FULL表示になりました。
もともとしっかり充電されていたようです。

それでは、FULL充電時のCCAを測定します。

CCAは、「812」です。
この測定器は、1.5倍ぐらいの数値が出る傾向があるので、本当は「541」くらいかもしれません。
いずれにしても、古いバッテリーと比べると良い測定値です。
バッテリー交換作業
バッテリーの初期補充電が完了したので、交換作業を行いました。 天候が悪かったため、充電完了から1週間後の交換となりました。
バッテリーをそのまま取り外すと車両の設定がリセットされてしまうため、「メモリーキーパー」を使用しました。私が使用しているのは、カーメイトの「メモリーキーパーUSB」という製品で、モバイルバッテリーの電源をODB2端子から供給するツールです。
また、カオスバッテリーの取っ手は取り外し可能なタイプですが、今回その取っ手を紛失していたため、車両から持ち上げるのが非常に大変でした。改めて取っ手の重要性を実感しました。
こちらが交換後の写真です。

エンジンをかけてみたところ、とても元気にセルが回りました。交換前とは全然違います。
初期補充電から1週間経っていますが、交換後のCCAを測定します。

CCAは、「704」です。
今後の測定時は、この数字と比較していきます。
古いバッテリーは回収サービスへ
古いバッテリーの処分には悩みが付きものです。 私は、南進貿易株式会社が運営する「バッテリーストアドットコム」でバッテリーを購入した際に同時注文した「不要バッテリー無料回収伝票」を使って古いバッテリーを発送しました。 新品バッテリーが入っていた箱を再利用し、古いバッテリーを梱包して発送しました。
この着払伝票は西濃運輸専用で、集荷サービスも利用可能ですが、細かい時間指定が難しいため、私は西濃運輸の営業所に持ち込むことにしました。 ヤマト運輸や佐川急便などで発送が可能になると、より便利で助かると思います。
最後に
今回はコスパ重視で、スーパーナットバッテリーにしましたが、やはり見た目はカオスの青いバッテリーが良いです。
BRZは、週末のチョイ乗りが多いのでバッテリーにとっては過酷です。
カオス並みに持つのか、CCAを測定しながら様子を見ていきます。
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